栄養失調の昔と今

 

今回は、「栄養失調の昔と今」についてのお話です。

 

栄養失調と聞くと、多くの人が食糧不足によるものを想像するかもしれませんが、時代が変わるにつれて、栄養失調の形も大きく変化しています。今回は、栄養失調がどのように変化してきたのか、そして現代における栄養失調の新たな課題について掘り下げてみましょー

 

 

昔の栄養失調→食糧不足の時代

 

かつての栄養失調は、主に食糧不足が原因でした。戦争、自然災害、経済的困難などが重なり、多くの人々が十分な食事を得ることができない状況にありました。特に第二次世界大戦後の復興期においては、多くの国で食糧が極めて限られており、多くの人々がカロリー不足に苦しんでいました。

 

 

今の栄養失調→現代型栄養失調

現代型栄養失調は、意外にも多くの人々が経験している問題です。見た目には健康そうでも、実は栄養素の偏りや不足が生じている状態を指します。

 

主な原因としては…

1. 加工食品の普及

   現代の食生活において、手軽で時間をかけずに済む加工食品やファストフードが広く普及しています。これらの食品は高カロリーである一方で、必要なビタミンやミネラルが大幅に不足していることが多いです。

僕自身、お昼を100円のスティックパンで過ごしたりよくしてました。お腹は膨れますし、安くすみます!笑

 

2. 食生活の西洋化

   肉類や砂糖、脂質の多い食事が増え、これに伴い伝統的な野菜中心の食事が減少しています。これが栄養の偏りを招いています。

 

3. 生活習慣の変化

   忙しさやストレスから食事をおろそかにする生活習慣が根付いており、バランスの良い食事をとる機会が減っています。

 家電や電子機器の発達により、明らかに昔に比べて生活にかける必要がある時間が減っているはずなのに、なぜか現代人は忙しくてしています。(その理由はまた別の機会に)

 

 

具体的な問題点は…

1. ミクロ栄養素の不足

   鉄分、亜鉛、ビタミンA、ビタミンDなど、体の機能を正常に保つのに必要なミクロ栄養素が不足しがち。これらの不足は、免疫力の低下や成長不良、さらには慢性疾患のリスク増加につながることがあります。

 

2. 肥満と栄養失調の同時発生

   カロリーは過剰に摂取しつつも、必要な栄養素が不足する「隠れ栄養失調」が問題となっています。見た目には肥満かもしれませんが、栄養的には不健康な状態です。

 

3. 糖尿病や心血管疾患への影響

   栄養の偏りは、糖尿病や心血管疾患などの生活習慣病を引き起こす要因にもなります。不健康な食生活が続くことで、これらの疾患のリスクが高まります。

 

 

とりあえずはこんな感じです!

ダイエットと一緒で、やることは決まっています。

「バランスのいい食事」!これだけです(^^)

 

ダイエットもそうですね。

消費カロリーが摂取カロリーを上回っていればいいだけ。食べ物を制限して運動するだけ

 

答えはとっくにわかっていることなのに、

できるだけ効率的に…

できるだけラクに…

など、条件を加えていくから色々な方法が考えられますが、どれもうまくいかない人がいます

 

自分自身にもこの場を使って、言い聞かさせていただきたいと思います

 

やることはわかっている。やるだけ!です(^^)